こんにちは、Genn(@GennJump)です。
今回は、「バイオハザード‐ヴィレッジ‐」のレビューをしていきます。
主人公は、前回の”7”にあたる「バイオハザード₋レジデントイービル₋」から引き続き”イーサン・ウィンターズ”となります。
目次
1.バイオハザード-ヴィレッジ-概要
発売日 | 2021年3月26日(金) |
ジャンル | サバイバルホラー |
開発 | カプコン |
ハード | PS5/PS4/XOne/XSX/PC |
公式サイト | バイオハザード‐ヴィレッジ‐ |
画像 | ゲーム内スクリーンショット |
体験版 | 配信中 |
PS4版からのアップグレード | 可能 |
1.1.前作を遊んでいなくても平気?
前作「バイオハザード7」の内容を短くまとめたムービーもあるので、未プレイの方でも8から始めて問題はありませんが、ストーリーの感情移入が増すという意味でも是非前作も遊んでみてください。
2.バイオハザード‐ヴィレッジ‐面白かった点
ここでは、バイオハザード‐ヴィレッジ‐の面白かった点を挙げていきます。
2.1.引き込まれるストーリー
画像引用:4Gamer
メインビジュアルを見てもわかる通り、長らくシリーズの主人公を務めた”クリス・レッドフィールド”が大きく関わってくることは間違いない本作。
最初にこのビジュアルが公開された時はクリスに何が起こったのかと疑問だらけでした。
そんな「バイオハザード‐ヴィレッジ‐」の導入パートをご紹介します。
物語は、前作の悲劇を乗り越え家族と幸せに暮らすイーサン・ウィンターズを突如クリス(バイオ1・5・6その他歴代シリーズの主人公)率いる特殊部隊が襲撃し、愛娘の”ローズ”が連れ去られる所から始まります。
今回は「連れ去られた娘を取り戻す」という大きな動機となる要素があるため終始ストーリーにのめり込みっぱなしでした。
「なぜクリスはウィンターズ家を襲撃したのか?」
「どうしてローズは連れ去られたのか?」
そういった疑問もあり、怖くて手を止めそうになる自分を奮い立たせてゲームをどんどん進めていく事ができました。
2.2.画像の綺麗さ
本作は一人称視点なのでプレイヤーと背景の間に入るキャラクターがいないため壁等に思いっきり近づく事ができます。
間近で見れば見る程綺麗でした。
ソファのデザインのリアルさだったりお城の壁の模様だったりと細かい所まで綿密に表現されており、絶対2週目は背景を中心にしっかり見ようと思わせられるくらいに綺麗でした。
個人的な感覚ですが、没入感はVRを装着可能な前作の7を除けば1番あった気がします。
2.3.恐怖のエンターテインメント
主人公イーサンの前に立ちはだかるキャラクター達はどれも際立った個性を持っています。
そして今回面白かったのが以下に紹介するキャラクター達がそれぞれにエリアを受け持っており、様々なタイプの恐怖を味わえるようになっています。
それらを全て攻略して迎えるエンディングは一言では表せないくらいに心を揺さぶられます。
2.4.オルチーナ・ドミトリスク
画像引用:biohazard公式チャンネルより「バイオ村で遊ぼ♪」よりスクリーンショット
・・・あっ、こっちの画像でしたw
画像引用:バイオハザード₋ヴィレッジ₋公式サイト
こちらが本編に出てくる”オルチーナ・ドミトリスク”その人です。
体験版でも遊ぶ事ができた城で3人の娘たちと共にイーサンを執拗に襲ってきます。
2.5.サルヴァトーレ・モロ―
画像引用:バイオハザード₋ヴィレッジ₋公式サイト
モローのエリアは、一番安定した従来のバイオシリーズの楽しさと怖さを内包したエリアになっていました。
2.6.ドナ・ベネヴィエント
画像引用:バイオハザード₋ヴィレッジ₋公式サイト
詳しく書くとつまらなくなる危険があるので一言だけ、
作品中最も怖かったです。
2.7.カール・ハイゼンベルク
画像引用:バイオハザード₋ヴィレッジ₋公式サイト
個人の能力としては本作の「バイオハザード₋ヴィレッジ₋」のみならず25周年という長いシリーズの中でも屈指の強さを持っていたのではと思っています。
彼の能力の凄さが分かる動画を付けましたのでご覧ください。
「どうすりゃいいのこんな奴(*´Д`)?」
というのが正直な感想でした。
2.8.個性的なクリーチャー
上記4人以外にも本作では様々な種類の”クリーチャー”がプレイヤーを待ち受けています。
「SFか!!」
と突っ込みたいようなデザインの敵もいます。
上記以外にも様々なものがおり、そのどれもが個性あふれる敵でした。
2.9.遊びやすいシステム回り
1.マップ画面がとても親切にできており、遊びやすく工夫してあったので好感が持てました。
例えば、アイテム回収が済んだ建物や部屋はマップ上では赤から青へと変更されたり、アイコンで”この鍵を使えば開く”と表示されるので先に進めるのかあるいはまだなのかの判断がしやすいのです。
2.セーブポイントでは敵に襲われない(一部例外あり)。
今作では一部のエリアで突然倒せない敵に追われる場面があります。
そういった敵もセーブポイントのある部屋までは追ってこないという仕様になっており、慣れないプレーヤーにとっては助かる仕様になっています(少なくとも自分は)。
2.10.豊富なメイキング映像
クリア後にメイキング映像が閲覧できるようになるのですが、これが結構見応えのある内容でした。
内容としては、レベルデザインやビジュアル制作過程(キャラクターデザインからCG作成までの一連の流れ)と多岐に渡っています。
特にロサンゼルスでのフルパフォーマンスキャプチャの収録は面白かったです。
いずれも2分~5分ほどの動画でした。
2.11.ハプティックフィードバック
主に武器のトリガーを引くとき(初期設定だとR2ボタン)に感じるリアルな振動がとても気持ち良かったです。
武器ごとに押し込むのに必要な指の力加減や、微妙な振動加減に感動しました。
悔やまれるのがプレイ1周目は弾丸をケチって使っていたため、その魅力に気づきにくかったことです。
2周目以降の弾丸無制限をつけたときに改めてハプティックフィードバックの凄さを痛感しました。
特にアサルトライフル等の連射系では本当に大げさでもなんでもなく実際に撃っているかのような振動が返ってくるのには驚きました。
2.12.ロード時間の早さ
他のPS5のゲームと同様にロード時間がとても早かったです。
以下に”タイトル画面からコンティニューをしてゲーム画面に行く”動画と”ゲーム画面からタイトル画面に戻る”動画の2つを用意しましたのでよろしければご覧ください。
他にもゲームオーバーになってからコンティニューして戻る時やセーブする時などあらゆる場面でのロード時間が短く(または無い)なっていたのもゲームのモチベーションを下げずに済んで助かりました。
3.バイオハザード₋ヴィレッジ₋のここが気になる
ここからは「バイオハザード₋ヴィレッジ₋」の気になった点を挙げていきます。
3.1.ハプティックフィードバックの少なさ
ハプティックフィードバックが武器以外ではあまり反応がないのが気になりました。
移動中も時折反応があるものの
「これは何に反応してるのかな?」
とった微弱な振動しか感じられず、少し物足りなかったです。
3.2.アイテムのアイコンが判別しづらい
調べられるところはアイコンが出るのですが、一部余程近づかないとアイコンが出現しないものがあったりするのです。
全部が同じような感覚ならば特に気にならないのですが、逆に少し離れていてもアイコンが表示されるものがあったりと、アイコンが表示される距離のバランスにバラツキがあるのが気になりました。
4.まとめ
初のPlayStation5でのバイオシリーズとなる「バイオハザード‐ヴィレッジ‐」はストーリーの面白さ・遊びやすさ共に群を抜いたものとなっています。
登場するクリーチャーも最早”ゾンビ”の枠にとどまらないものが多数登場して見ていても飽きません。
是非7から続く”イーサン・ウィンターズ”の物語を見届けてください。
記事作成:Genn(@GennJump)