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【レビュー】龍が如く7外伝-名を消した男-/桐生一馬の単独主人公最終作は買う価値があるのか?

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どうもGenn(@GennJump)です!
今回は「龍が如く7外伝-名を消した男-」(PS5版)のレビューをしていきます。

「龍が如く7外伝-名を消した男-」がオススメなのはこんな人
・龍が如くシリーズを遊んできた人

龍が如く7外伝-名を消した男-とは

「龍が如く7外伝-名を消した男-」(以下・龍7外)は「龍が如く6 命の詩。」(以下・龍6)から「龍が如く7 光と闇の行方」(以下・龍7)の間に桐生一馬が何をしていたのかを描いた作品。

本作を持って桐生一馬の単独主演は最後になるという発表を開発元である龍が如くスタジオがしており、そういった意味でも発売前から注目が集まっていた。

原点回帰と新鮮さを内包した戦闘システム

戦闘システムは「龍が如く6 命の詩。」以来ナンバリングタイトルでは今年発売された「龍が如く 維新」を除けば実に7年ぶりにシリーズお馴染みのアクションスタイルが復活した。

龍7では今までの直感的なアクションバトルから一新してRPGのようなコマンド方式が採用されました。これはこれで新鮮味があり、面白かったのですが、やはり桐生一馬といえばこの直接の殴り合いが売りですよね。

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戦闘スタイル「応龍」

桐生の今までの「堂島の龍」としてのオーソドックスな戦いが楽しめるスタイルで、シリーズを遊んできた人には懐かしさを覚えるスタイルのはず。

相手を掴んだり、周囲の物を使って相手をふっとばすなどの往年の戦いをする桐生一馬の姿には胸が震えた。

戦闘スタイル「エージェント」

桐生が扱う戦闘スタイルの一つで、その特徴はガジェットにある。

現在の桐生は大道寺の諜報員という立場で、その諜報員らしくガジェットを駆使して戦うのが「エージェント」スタイルである。

「エージェント」スタイルでは、腕時計に仕込まれた「蜘蛛」を始めドローンの「蜂」、たばこ型爆弾の「蛍」、小型のジェット機構を搭載した「蛇」の4種類のガジェットが利用可能。

基本的にどれも1対多数を想定したガジェットで、大人数を相手にするときに非常に便利。というか、使ってくださいと言わんばかりに本作では1回の戦闘で相手にする人数が過去シリーズでも群を抜いて多い

「蜘蛛」

腕時計に内蔵された特殊なワイヤーで相手を絡めとって動きを止めたり、他の相手にぶつけたりできるなど汎用性に富んだガジェット。

最初は捕まえられる人数は1人と少ないが能力強化をしてその人数を増やしていくと途端に楽しくなってくる。まさにスパ〇ダーマンのよう(笑)。

「蜂」

AIを搭載した自律型ドローンで、桐生の動きに合わせて攪乱や体当たりをしてくれる優れモノ。能力強化で呼び出せるドローンの数、強度を上げることができる。

ドローンに突撃された時の敵のうざがりようから本当に地味にウザいんだろうなというのが伝わってきて面白かった。

「蛍」

タバコ型の小型爆弾で多数の人数を巻き込む事ができる。
一定確率で投げた後に敵が恐怖状態に陥る便利なガジェット

「蛇」

小型のジェット機構を搭載した靴。集団に猛スピードで突っ込んで敵をなぎ倒していく桐生一馬が見れる。能力強化をして駆動時間を強化することで戦闘中のマップを縦横無尽に駆け回る事ができる。

桐生のように頑丈な体を持ってないとこういう使い方はできない戦法(笑)。

育成しやすいアドベンチャーパート

今回は外伝という事もアリ通常のナンバリングタイトルよりもボリュームが半分程度になっている。その分育成要素もかなり簡単になっており、手軽に「俺強ぇえ感」を味わう事ができる。

1.スキルをサブクエストなどで探す必要が無い
(従来ならサブクエストの報酬としてスキルが解禁になるものがあったが本作では基本的にストーリーの進行と共に解禁される)
2.能力強化に必要なお金が貯まりやすい。

シリーズを遊んだ人ほど本作の龍7外の育成のしやすさを感じると思います。

「龍が如く7外伝-名を消した男-」は購入に値するか

シリーズを通して桐生一馬という男の生き様を体感してきた人には胸を打たれるような場面が用意されているので、シリーズを遊んできた人ならば購入の価値は十分にあるだろう。

セカンドトレーラーより
セカンドトレーラーより

さらに本作クリア後には2024年1月26日発売予定の「龍が如く8」の体験版もプレイ可能に。この体験版は「龍7外」に合わせた特別な体験版なので是非合わせて遊んでみてほしい。

また外伝という事もあり、ボリュームが他のナンバリングタイトルの半分程度と書いたが決してそれがボリューム不足を意味しているわけではない。

ストーリーのテンポが良く、またいつも以上に能力強化やそれを行う為に必要なお金集めも効率的にできるゲームバランスは好感が持てた。

本作は桐生が龍6から龍7の間の物語を描いているので龍6まで遊んでいるなら問題なく遊べると思っている。

ただし注意が必要なのは、本作龍7外において「龍が如く7-光と闇の行方-」本編のネタバレを含めストーリーの全容が描かれているということである。龍7外のあとに龍7を遊ぼうと考えている人は先に龍7を遊んでおいた方がいい。

まとめ

・シリーズを遊んできた人にはオススメ
・懐かしさと新鮮さを内包した戦闘システム「応龍」「エージェント」
・育成しやすいアドベンチャーパート
・龍7を遊んでなくても楽しめる(※龍7本編のネタバレを含むストーリー解説が本作にあるため龍7を遊んでない人は注意)