こんにちは!
Genn(@GennJump)です。
今回は「ジンキ・リザレクション」のレビューをしていきます。
元々ジンキシリーズの漫画を読んでいて好きだったものの、文章をひたすら読むだけのビジュアルノベルはほとんど手を出したことがありません。
「文章だけで飽きないかな」
と不安にもなりましたが、ストーリー展開や細かくアニメーションで動く青葉達を見てすぐに不安は解消されました。
1.ジンキシリーズのファン
2.ビジュアルノベルが好き
原作がロボットアクションシリーズというジャンルなのですが、自分でロボット(作中では人機)を操作する等を含めアクション性は皆無です。
したがって、文章を読んでいくだけのゲームは苦手という方には少々とっつきにくい部分があると思われます。
体験版もありますので、まずはそちらで遊んでみる事をオススメします。
目次
1.「ジンキ・リザレクション」とは

発売日 | 2021年2月25日 |
ジャンル | コマンド選択式ADV |
メーカー | エンターグラム |
ハード | PS4/Nintendo Switch |
公式サイト | ジンキ・リザレクション |
画像 |
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体験版 |
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2020年3月27日に戯画よりPC版に発売されたものを一部表現を調整したうえでPS4やSwitchに移植された作品です。
”人機(ジンキ)”と呼ばれる巨大ロボットに乗って果敢に活躍する美少女たちを描いた内容になっています。
1.1.「ジンキシリーズ」とは
2000年に連載が始まった綱島志郎氏のロボットアクション漫画で、大まかに分けると津崎青葉のベネズエラ編、柊赤緒の東京編に続く新しい物語になっています。
原作を詳しく知りたい方は以下をお読みください。
「JINKI(真説)」1-5巻(ベネズエラ編)
「JINKI EXTEND COMPLETE EDITION」1-3(東京都編)
2.滑らかに動くキャラクターが魅力的
(やや音量注意)
この手のジャンルのゲームは今も昔も「動かないイラスト+キャラクターの声」ぐらいかなと半ば偏見に近い考えでしたが、申し訳ありません。
とんだ大間違いでした。
本作のようなゲームを全く遊んでないので比較できないのですが、
上記の動画のように
「こんなに細かく動きながら喋るんだ(💦)」
と、軽くカルチャーショックを受けました。
登場するキャラクターは全員このように滑らかに動きます。

このように表情もコロコロ変わるので見ていて飽きません。
3.良く出来たストーリー

この場合の良く出来たというのは
「ジンキシリーズ」を知らない人も遊びやすい
という意味です。
主人公「小笠原両兵」は記憶喪失で、性格は記憶を失う前と変わらないものの今までの出来事をきれいさっぱり忘れています。
それが「ジンキシリーズ」を知らない人、あるいはうろ覚えの人とリンクしており、とてもストーリーに入り込みやすいと感じました。
4.「ジンキ・リザレクション」のここが気になる①₋イラストのバリエーションが少ない-

イベントパートでのキャラクターや各ジンキのイラストのバリエーションが少々物足りなかったです。
「このセリフにこの表情?」
というようなシーンがいくつか見受けられたのでそこが気になりました。
他にも目玉となる巨大兵器「ジンキ」の各イベント時のイラストももう少しあったらよかったですね。
5.「ジンキ・リザレクション」のここが気になる①₋ストーリー進行が遅い-

画像にあるように「1日目/2日目/3日目」と1日単位でヒロインと絆を深めていき、何日か毎にメインストーリーが進んでいくというシステムになっています。
その中で、ヒロインと街中を回るだけの日が何日も続いて中々メインストーリが進行しないという章もあり、少し中弛みな部分も気になりました。
6.まとめ

ビジュアルノベルというジャンルはあまり遊んだことはありませんでしたが、「ジンキ・リザレクション」は紛れもなくベネズエラ編・東京編に続く正当な物語といって良いボリュームです。
体験版も配信されているので是非購入の検討に遊んでみてください。
東京編以降の成長したキャラクター達の姿を見れるなど、「ジンキ」シリーズのファンの方でしたら買って損はありません。
個人的にはファッションには縁がなさそうだったエルニィが物凄くファッショナブルになっていたことがとても驚きでした(笑)。

上記のキャラクターがエルニィ立花です。
記事作成:Genn(@GennJump)