『デスストランディング2:ON THE BEACH』は小島秀夫監督と俳優のノーマン・リーダスがタッグを組んだ配送アクションゲームの続編です。
クリアしたらレビューしようと思ったのにレビュー記事そっちのけでトロコン目指してたら発売からこんなに日数が経ってしまった・・・。
あ、ちなみに先日無事トロコンしました( ー`дー´)キリッ
記事作成者:Genn(@GennJump)
それではレビューに参りたいと思います!
目次
『デスストランディング2・ON THE BEACH』概要
| 発売日 | 2025年6月25日 |
| 開発 | コジマプロダクション |
| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
面白かった点
自分で便利にしていく感覚が癖になる
このゲームはメキシコ・オーストラリア大陸を舞台にいろいろな場所に荷物を配送するゲームになっています。
その過程で国道とモノレールを修復することができるのですが,これを修復して使えるようにしている感覚がとても楽しいんです!
全大陸を結ぼうと思うと結構しんどいけど,国道を通っている間は道中安心して通れるし基本的にバッテリーも消費しないなどのメリットもあり,なにより建てた瞬間のカットムービーが毎回かっこよくてそれを見たさに作り続けてしまうところもあります。
前作からの変更点でより幅広い配送が可能に
前作からの変更点があり、そのどれもが旅を快適,あるいは楽しくさせてくれました。
トライクルーザーという前作のバイクにあたる乗り物があるのですが,これは水の上やタールの上まで走れて乗ったまま落とし物を拾えるのでこれだけでも前作よりも快適さを感じずにはいられませんでした。
他にも昼夜の概念の追加により同じ場所でも時間帯によって全く違う景色に見えたりするので飽きずに同じ所に行く事ができました。
特に夜の雪山は必見です!!

荷物を運んでいる操作感がリアル
このゲームは配送がメインのため,多くの荷物を背中に積んで運ぶことになります。
キャラクターの重心・バランスなどの移動する面において,他のアクションゲームの
追随を許さないこだわりが感じられます。
地面など歩く感覚が伝わって来るようなモーションで変な話,ただ歩いているだけでもちょっと楽しくなってきます(いわゆるウォーキングハイってやつ?)。
旅を思わせるギミック
メキシコ・オーストラリア中を配送するうえでプレイヤーが快適にプレイするためのギミックも豊富で,そのうちの1つがゲーム内で入手できるミュージックプレイヤーです。
実際に存在するアーティストの楽曲が多数収録されていて,運転中に流しながらプレイしているとちょっとした旅気分を味わえます♪
アーティストには三浦大知・星野源など国内有名ミュージシャンはもちろん小島監督お気に入りの海外アーティストなど幅広い音楽を収録。
本当に多彩な音楽があるので今まで知らなかった自分の新しい好みの音楽がみつかるかも!?

条件を満たすと三浦大知が1曲踊るシーンも見れたりします!!
気になった点
サムのリアクションが足りない気もする
主人公であるサム・ポーター・ブリッジスにもう少しリアクションがあってもよかったかなと個人的に思いました。
物語においても必要最低限のことしか話さない印象の強いサム。
それでもかっこよくみえるし,物静かと受け取ることができるのでいいかもしれませんが,随所で見られる仲間とのやり取りの中では少しサムの反応が物足りなく感じてしまいました。
一つ例に挙げると旅をずっと一緒にするパートナーでドールマンという霊媒師がいて,
「ドールマンと話す」というものがあります。
これはドールマンが一方的に話すだけで,サムは特殊なものを除いてほぼ反応をしません。
これでは「ドールマンと話す」というよりも「ドールマンの話を聞く」では?と首をかしげながら見ていました。
「せっかくドールマンがすごく喋ってくれているのになにもサムの反応が無いのはもったいない!」と思いながら見ていました。
『デスストランディング2・ON THE BEACH』が向く人・向かない人
向く人
・俳優ノーマン・リーダスが好きな人
・旅を感じられるゲームが好きな人
・本格的なドラマ性のあるゲームが好きな人
向かない人
・派手な戦闘アクションが好きな人(戦闘はあるがメイン要素ではない)
まとめ
今回は『デスストランディング2・ON THE BEACH』のクリアレビューを紹介しました。
ゲームの映像がリアルになって早十数年,それでも本作の映像美は群を抜いているのでノーマン・リーダスがそのまま実写で動いているのかと思わせてくれます。
映画好きな方はぜひ遊んでみてください!
・前作よりも幅広い配送が可能に
・音楽を流しながらの配送で旅感がより際立つ
・サムのリアクションが薄いのが気になる