あなたはこれからゲームを始める,または新しいゲーム機を購入する時にコンソール(PlayStation/任天堂Switch/Xbox等の家庭用ゲーム機)<以下コンソール>かゲーミングPCのどちらで遊ぼうか悩んでいませんか?
結論から申し上げると以下のようになります。
・用途による
です。
Adoの「はぁ!?うっせぇうっせぇうっせぇわ」という歌詞が聞こえてきそうですが
説明していきます💦
人によってゲームをやる理由・環境は十人十色。
・お金をかけてもいいのか
・一人で遊ぶのか家族で遊ぶのか
・ゲーム以外の事をするのか(ゲーム実況,配信など)
上記以外にも様々な目的・用途に分かれます。
今回はコンソール機とゲーミングPCのメリット・デメリットを書いていきます。
この記事はこんな人向け
・コンソール機とゲーミングPCのメリット・デメリットを知りたい方
・どちらがいいか迷っている方
ブログ運営者ならびにX(旧Twitter)をやっているGenn(@GennJump)です。
目次
コンソールのメリット

コンソール機には先ほど述べた通り,
PlayStation
Xbox Series X|S
Nintendo Switch
が現在の主なコンソール機となります。
今回は3機種まとめて「コンソール」として話を進めていきます。
メリット①すぐに遊べる

コンソール機は箱から取り出して電源とHDMIケーブルを繋げばすぐに遊ぶ事ができます。
おそらく多くの人が抱いているゲームのイメージだと思います。
メリット②金銭面を抑える事ができる

コンソール機はゲーム機本体を購入してしまえば,あとはゲームタイトル以外を購入する必要がないためゲーミングPCに比べると安価になりやすいです。
でも最近のゲーム機も高いじゃん・・・
そうですね((+_+))
昨今,家庭用ゲーム機の性能の進化も目覚しく,それと共に値段も高騰しているのも事実です💦
参考までに各コンソール機の値段(2025年4月現在)を金額の高い順で表にしておきます。
PlayStation 5 Pro | 119,980円(税込) |
PlayStation 5(ディスクドライブ版) | 79,980円(税込) |
PlayStation 5(デジタルエディション版) ※ディスクが入らないタイプ | 72,980円(税込) |
Xbox Series X | 66,978円(税込) |
Xbox Series S 1TB(ブラック) | 49,978円(税込) |
Xbox Series S 512GB | 44,578円(税込) |
Switch2 日本語・国内専用(2025年6月5日発売予定) | 49,980円(税込) |
Switch | 32,978円(税込) |
・・・高いっすよね(*´Д`)
もうすぐ発売予定の新ハードであるSwitch2は価格面で他の2機種と比較するとかなりリーズナブルと言われていますがそれでもほぼ5万です・・・
それでも!!!
あくまで一例ですが例えばPS5(デジタルエディション版)と同等の性能をゲーミングPCで揃えると約12万₋15万円かかるといわれています。
PS5(デジタルエディション版)のおよそ倍近くお金を出さないといけません。
繰り返しにはなりますが,コンソール機とゲーミングPCの価格と性能の比較は厳密には意味が無いので参考程度にお考え下さい。
メリット③独占タイトルを遊べる
これは任天堂のSwitchを例に見るとよくわかると思います。
任天堂のブランドである・マリオ・ポケモン・ゼルダ・などのゲームを遊びたければ,現状任天堂から発売されているSwitchを購入するほかありません。
おそらく天地がひっくり返ろうともマリオの新作がプレステやゲーミングPC(Steam)から発売されることはないでしょうし💦
任天堂が配信したSwitch2の今後の発売ラインナップのなかに,フロムソフトウェアと共同で発表した「ダスクブラッド」がSwitch2独占という情報も結構衝撃でしたからね


読みにくくて申し訳ないのですが「Available only on Nintendo Switch 2(Nintendo Switch2 独占)」とあります。
もちろん,ゲーミングPCからも専用(または先行)販売されるタイトルはあります。
しかし、有名なタイトル(ファイナルファンタジーなど)はコンソール機の方で独占または先行して販売される事が多いため流行りのタイトルを先に遊べるという事を鑑みてもコンソール機を選択するメリットは大きいと思います。
コンソールのデメリット
ここからはコンソール機のデメリットも挙げていこうと思います。
デメリット①コンソールの拡張が一切できない
コンソール機はゲーミングPCのように部分的にパーツを入れ替えるといったことができません。
各メーカー(任天堂,ソニー,マイクロソフト)が不定期ではあるもののコンソール機自体のアップデートは行ってくれますが基本的にユーザー側からどうこうすることは不可能です。
そのためコンソール機が持つ性能以上の綺麗な映像は表現できないし,fpsというゲーム内でキャラクターの動きの滑らかさに直結する要素にも差が出てきます。
もしPS5(またはPS5 Pro)やXbox Series X|Sといった現行機で最も高性能なコンソール機で映像の綺麗さやfpsで満足できなくてもそれを受け入れるしかありません。
デメリット②コントローラーが専用のため周辺費用が高くなりがち

コンソール機には付属の純正品コントローラーがあり,総じてどれも高いです。
各コンソールのコントローラーの値段※いずれも公式ストアより
PlayStation5 | 11480円(税込) |
Xbox Series X | 7128円(税込) |
Switch ジョイコン | 8228円(税込) ※片方の場合は4114円(税込) |
ソニーはここでもお高いっていう・・・(ノД`)・゜・。
もちろん非公式のコントローラーも周辺機器として販売されており,価格は低く設定されていますが,純正品に対して非純正品はコンソール機では動作を保証していないものも多くあります。
このあたりはゲーミングPCに分があります。
ゲーミングPCのメリット
ここからはゲーミングPCのメリットを書いていきます。
ゲーミングPCはコンソール機に比べるとだいぶ可能性に
満ちたハードだといえます。
メリット①拡張&追求性の高さ
ゲーミングPCはパーツごとに交換・増設ができるので拡張や追求性が
コンソール機と比較になりません。
ゲーミングPCは主に以下のパーツで構成されています。
CPU
メモリ
SSD
HDD
グラフィックボード(ビデオカードとも言う)
マザーボード
電源ユニット
PCケース
光学カード(ディスク版を購入しない人は不要)
サウンドカード
例えば、上記の中でゲーミングPCにおいてゲームの心臓ともいえる
グラフィックボードは毎年のように新しい製品が発売され
続けるため常に、最先端の映像を追求したい人にはおあつらえ向き
と言えるでしょう。
他にもメモリが足りないと感じれば自分で増設も可能なので
拡張性もばっちりです。
メリット②遊べるゲームの多さ

ゲーミングPCで遊べるタイトル本数はマイナーメジャーを含めると
約5万本あります。
この数字はコンソール機で遊べるゲームの比ではありません。
コンソール機の中でも最も多くゲームが遊べるXbox Series X|Sの公式ストア
を見ても12464本です。
PlayStation5やSwitchは遊べる総タイトル数はどちらも1万本に
届いていません(これも多いとは思うんですけどね💦)。
また,近年に入りゲーミングPC(Steam)からリリースされる
新作タイトル数も増加傾向にあります。
コンソール機の方だと例えば2024年にPlayStation5 から約80本
Switch から約250本(いずれもウィキ調べ)新作タイトルが発売されました。
一方のゲーミングPC(Steam)からは同年に1万9千本も新作タイトルがリリースされています。
しかも当然,この1万9千本の中にはコンソール機で発売されたゲームのほとんどが含まれています。
本当に大小さまざまなゲームに出会うチャンスがゲーミングPCにはあります。
メリット③安いゲームが多い

コンソール機と違いゲームの価格が安く購入しやすいです。
SteamというゲーミングPCのゲーム販売を一手に担うところで価格別に絞ってみたところ
以下の数字が出てきました。
価格 | ゲーム本数 |
3000円 | 約47000 |
1000円 | 約31000 |
500円 | 約19000 |
もちろんコンソール機でも各公式ストアでセールだったり古くなったゲームが500-3000円で販売されていますが,それでもゲーミングPCで販売されているゲームの本数と比較するとどうしても見劣りします。
メリット④ゲーム以外の用途が幅広い
ゲーミングPCと聞くとゲームメインに思われがちですが,そんなことはありません。
むしろスペックが高い分,動画編集などの重たい作業もサクサクできるのでゲーム以外に実況などいろいろなことを楽しみたい多趣味な人はゲーミングPCのほうがオススメだったりします。
ゲーミングPCデメリット
ここからはゲーミングPCのデメリットについて書いていきます。
デメリット①費用が高い
ご存じの通りゲーミングPCは普通のPCよりも高スペックなものが多く必然的に費用も高くなります。
ミドルスぺックで10万円₋20万
ハイスペックとなるとそれこそ50万₋100万などはざらにします。
さらに上記の価格はPC本体だけのもので,そこからディスプレイやコントローラー,マウスなどの周辺機器を入れると平気で10万円前後は予算に追加しないといけません。
シンプルにゲームが遊べて映像もそこまでこだわらないのならばコンソール機で十分だと思います。
デメリット②ゲーミングPCには知識がある程度必要

コンソール機と違いゲーミングPCにはちょっとした知識が必要になります(自作ともなるとちょっとどころではない量の知識がいります💦)。
それは「ゲーミングPCのメリット①」でお伝えした通り,CPUやメモリ等構成要素が多岐に渡るからです。
・遊びたいゲームの推奨環境を自分のPCはクリアしているのか?
正直,PCに慣れていないとこの確認だけで若干心が折れそうになります
(そこでさらに自分のゲーミングPCが推奨環境を満たして
いなかったときの絶望感たるや(´Д`))。
もちろん全部セットになったゲーミングPC本体なども売られていますし,ユーザー自身がパーツを一つ一つ選んでパソコンを購入するBTO(Build to Order)もあります。
それを踏まえても各パーツのちょっとした確認は必要であり,慣れていない人にはとっつきにくい部分だと思います。
デメリット③消費電力が大きい

これ地味に嫌なデメリットですよね💦
以下ゲーミングPCの消費電力の目安になります。
エントリーモデル | 約300W | 1時間あたり 約9.3円 |
ミドルスペック | 約600W | 1時間あたり 約18.6円 |
ハイスペックモデル | 約1200W | 1時間あたり 約37.2円 |
これだけだとわからないと思うのでコンソール機の方の消費電力の目安も出しておきます
PlayStation5 | 通常プレイ時 約200W(最大消費時350W) | 1時間あたり 約10.9円 |
Xbox Series X | 通常ゲームプレイ時 約153W | 1時間あたり 約4.74円 |
Switch | TVゲームプレイ時 約7W | 1時間あたり 約0.19円 |
いかがでしょうか?
あらためて見比べてみるとゲーミングPCの消費電力は高いですよね。
特にSwitchとハイスペックモデルだけで見れば約180倍も1時間当たりの電気料金で
開きがあります((+_+))。
ハイスペックモデルにしないにしても最低でもミドルスペックはゲーミングPCでは欲しいので,やはりコンソール機に比べると消費電力という面ではネックになると思います。
まとめ
今回は「コンソールとゲーミングPCのメリットとデメリット」について書きました。
まとめると
・コンソール機は費用は抑えられるけど拡張性が無い
・ゲーミングPCは追求性はあるけど費用がすごくかかる
といったところでしょうか。
いろいろな金額を並べてみて思ったのはゲーム(コンソールもPCも)も高くなってなあというのが正直な感想です。
ここまでお読み頂きありがとうございました!