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【レビュー】「ゴースト オブ ツシマ」 (感想)重厚なストーリーと映像美に脱帽

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こんにちは、Genn(@GennJump)です。
今回ご紹介するのは、アメリカのゲーム会社サッカーパンチプロダクションズが満を持して制作した日本の対馬が舞台となる「ゴースト オブ ツシマ」になります。

このゲームはこんな方に特にオススメです。

侍・時代劇が好きな方
綺麗な風景の中で旅をしたい方

 1.「ゴースト オブ ツシマ」概略

 

発売日 2020年7月17日
ジャンル オープンワールド時代劇アクションアドベンチャー
開発 サッカーパンチプロダクションズ
ハード PS4
公式サイト ゴースト オブ ツシマ
画像 ゲーム内スクリーンショット、引用の場合は引用元も転載しています。

 

 2.「ゴースト オブ ツシマ」の魅力①-重厚なドラマ-

作風がリアル志向なのでとても重厚感があります。
ムービー中に上下に黒い余白が入る映像の見せ方は、まさに上質な映画を見ている感覚でした。

父親を亡くし悲しみに暮れる主人公の肩に手を置いてあとは表情で見せる演技など、劇中のキャラクターの動作・所作が本当に日本人らしくて驚きました。

 3.「ゴースト オブ ツシマ」の魅力②-風景-

ゲームのCGが綺麗になって久しいですが、本作のCGの完成度は本当に半端ではありません

ムービーだからこんなに綺麗なのではなく、操作中もずっとこのままなので始めたころは目を奪われっぱなしでした。

 4.「ゴースト オブ ツシマ」の魅力③-黒澤モード-

「ゴースト オブ ツシマ」は時代劇の雄、黒澤明が作った白黒フィルムを再現した「黒澤モード」を本作に導入しています。このモードは設定からいつでもON/OFFが可能です。

スタッフが時代劇が大好きという事でこのモードを導入したとの事なのですが、こだわりを持って作られています。

ただ白黒に変わるのではなく、白黒フィルムに見られる特有のちらつき(?)のようなものや、音も白黒フィルムを再生したとき特有のややくぐもった所までちゃんと再現されているのにはただただ脱帽でした。

 5.「ゴースト オブ ツシマ」の魅力④-一騎打ち-

「ゴースト オブ ツシマ」では戦闘に入る最初の時に一騎打ちを申し込む事ができます(条件あり)。このモードがまさに「」の雰囲気を抜群に演出しています。

流れとしては
1.十字キー上で一騎打ち開始
2.△ボタンを長押して相手が切りかかってきたら△ボタンを離す

うまくいったときの爽快感は格別でした。スキルを増やすと最大3人まで切ることができます。

 6.「ゴースト オブ ツシマ」の魅力⑤-ロード時間が短い-

1.セーブデータのロード時
2.ファストトラベルを利用した時
3.ゲームオーバーからコンティニューして復帰するまで

ほとんどの動作で煩わしさを感じずに快適にプレイできるのも瞠目に値します。映像がとても綺麗なだけにロード時間はかかるだろうと心配していましたが全くの杞憂でした。


強いて言えばロード時間が早すぎてヒント画面(上記画像)が見れないことくらいです。

 7.「ゴースト オブ ツシマ」のここが気になる①-一部画面が暗い-

本作では時間の経過と共に天候も朝昼晩と変わります。
その中で、夜の時間帯が結構見にくかったです(特に家屋内)。

 8.「ゴースト オブ ツシマ」のここが気になる②-装備品の種類が乏しい-

たいていのゲームの装備品には、すべからくステータス(攻撃力・防御力等)が付与されています。

しかし、本作の武器(長刀と短刀)は武器の付け替えで攻撃力などが増減するのではなくあらかじめ「長刀・短刀」のパラメーターは固定されており、鍛冶屋で強化する以外に強くする方法がありません。

では、何が変更されるかというと武器の外見が変わるだけなのです。

どの武器も色鮮やかで見た目も美しいのですが、攻撃力や何か特殊なスキルを得られるわけでもないので装備品に関しては収集しがいがなくやや乏しかったです。

 9.まとめ

「ゴースト オブ ツシマ」は極上のチャンバラゲームに仕上がっています 。美しく描かれた対馬を舞台に重厚なストーリーが展開されます。

サッカーパンチプロダクションズはいつも完成度の高いゲームを制作していますが、ここまで練りに練ったものを出してくるとは思ってもみませんでした。

時代劇や侍が大好きな方には絶対にオススメです。
記事作成: Genn(@GennJump)