こんにちは、Genn(@genn-jump-start0823)です。
今回レビューをするのは、コードヴェインになります。以前にも体験版をプレイして記事(こちら)を書きましたが、今回はクリアまでがっちりプレイしたので改めてレビューしたいと思います。
ネタバレはありませんので最後までお読み頂ければ幸いです。
コードヴェインとは
ゴッドイーターを制作したバンダイナムコエンターテインメントが放つドラマティック探索アクションRPGいわゆる「死にゲー」といわれるゲームです。
死にゲー:プレイヤーが何度も死んだり、難易度が極端に高くまたそれに対する救済措置がほとんどないことを前提としたゲーム。
キャッチフレーズの「生きろ、死してなお」の通り、何度も死ぬあたりは死にゲーの代表作であるダークソウルや隻狼を連想させます。
画像出典https://www.sekiro.jp/news_detail_190208_01.html 画像出典https://www.darksouls.jp/detail_ds3_tffe.html
良かった点
・死にゲー・の入門として最適
死にゲーの代表作といわれるダークソウルやブラッドボーンは難易度が本当に高くここで心が折れてしまうプレイヤーも多いです。
また、とかく世界観も暗く曖昧になりがちです(それが良い意味で魅力でもあります)。
この点において、コードヴェインは難易度のバランスがとても絶妙で、世界観は暗いものの設定ははっきりしているので物語を曖昧にぼかされるのが苦手な方にはオススメです。
ダークソウルやブラッドボーンとの難易度の違い
・マップがある
・敵の強さがダークソウル等と比べるとそこまで理不尽ではない

コードヴェインでは地図が常時確認できるようになっています。探索の中で新規のヤドリギに触れるたびにマップもどんどん更新されるというシステムになっていますが、やはり地図があるとないとでは大違いでしたね。
・バディ・がいるからこその醍醐味
コードヴェインは・バディシステム・といって二人一組(ツーマンセル)でダンジョンを探索していくシステムです。他のゲームでもNPCキャラクターが一時的に助けに来てくれますが、すぐにいなくなるものがほとんどです。
2人で攻略できるんなら全然歯応えがないんじゃないの?
2人で攻略しても決して簡単にはクリアできません。むしろ2人いる分、攻略の幅が広がって面白味があります。
死角に潜む敵のことを教えてくれたり、宝箱を発見したりすると声をかけてきたりと何かとプレーヤーを気遣ってくれます。特に、新しい梯子を見つけたときに声をかけてくれた時はマジで嬉しかったです(*´Д`)!
戦闘のスタイルをお手軽に切り替えができる

コードヴェインではブラッドコードという吸血鬼(レヴナント)がそれぞれ持つ特殊な血液型を装備する事で近接戦闘に秀でたり、遠距離戦闘に秀でたりと切り替える事ができます。
これは他のダークソウルなどのゲームと比べるとかなりお手軽なシステムです。
というのも他のゲームだと、このステータスの切り替えの方法が基本的にレベル上げなどで魔力や腕力等の各項目にチマチマと割り振っていくことでしか対応していないため、下手にレベルが高い状態で戦略変更を余儀なくされると結構時間がかかったりする場合があるのです。
その点、コードヴェインではブラッドコードを付け替えるだけで近接戦闘重視だったり魔法(錬血)重視だったりと手軽に切り替えができるのはとても画期的でした。
登場人物一人一人にストーリーがあり、それが大きなうねりとなるより壮大な物語へとつながる

クィーン討伐後、突如現れた赤い霧により世界から隔絶された閉鎖社会ヴェインにおいて吸血鬼(レヴナント)は数少ない血涙を奪い合っていた。そんな中、枯れた血涙の泉を活性化させる力を持った主人公が目を覚ます所から物語がはじまる。
ストーリーはダークソウルやブラッドボーンのようなものと比べると道筋は割とはっきりとしています。体験版でも遊べたのですが、登場する人物たちの過去を垣間見るシーンがとても良く出来ておりグイグイ引き込まれます。
正直、後半は探索云々よりもストーリーが気になってやめられなくなりました。
死んでから復活するロード時間が早い

死にまくるゲームなだけに死んでから再スタートできるまでの時間は重要です。コードヴェインはその点において、十分合格点に達しています。
また、本作は各ダンジョンの要所要所でヤドリギという回復ポイントがあり、その複数あるヤドリギに移動する際のロード時間もそれほど待たされずにプレイできます。
拠点内にお風呂も!?

気になった点
各フィールド間の移動時のロード時間に難あり
死んでから再スタートまでのロード時間は早いと書きましたが逆に拠点からフィールドに行くときは結構時間がかかります。
ストーリーがはっきりしている
コードヴェインはダークソウル等に見られる「ユーザー側に想像の余地を残す」ような良い意味での曖昧な世界観がありません。
このシナリオの作り方は従来のゴッドイーターシリーズと似通っており、ダークソウルシリーズが好きな人はもしかしたら気になってしまうかもしれません。
難易度がやや低い
上述した通り、敵の強さやダンジョンの探索がダークソウルなどと比較するとそこまで高くありませんでした。一応ダークソウルやブラッドボーンをクリアした自分の感覚としては、最後の方はほんの少し物足りなかったです。
まとめ
二人一組で攻略するにも関わらず歯応えのある絶妙なゲームバランスになっています。ダークソウルや隻狼が難しくて挫折してしまった人もコードヴェインならば最後まで楽しめるゲームになっています。死にゲーというジャンルに興味のある方は是非遊んでみてください。
今日も読んで頂きありがとうございました!